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遅ればせながら本屋大賞 [読書]

本屋大賞も、もう8回目かあ~。

と、一度も投票したことありませんが、しみじみと思ってみたりする。

で、過去の本屋大賞受賞作をHPで確認してみたのだが、本屋で働く書店員の好みがもろ分かりで、なんか恥ずかしくなるとともに、でも「これは売れる!」とふんだ二回目以降は、単純に読んで面白かったというだけではなく、商売っ気がもちろん入っているのが見て取れ、さらに、書店員の考える一般読者層っていうのも見えてくるのであるが、それは若干はずしているんじゃないかと思ったりもする。

そんなわけで今回の大賞受賞作『謎解きはディナーのあとで』(東川篤哉/小学館)を読んでみました。

謎解きはディナーのあとで

謎解きはディナーのあとで

  • 作者: 東川 篤哉
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/09/02
  • メディア: 単行本


大賞をとる前からすでにヒットしていて、既刊もバンバン増刷がかかっていたので、気になりすぎて既刊のほうから読んでしまっていたから(『完全犯罪に猫は何匹必要か?』)、まあ大体こんな感じだろうなと思っていたんですが。

読んでみると、なんとなく雰囲気が違う。なんか洗練されている?というか、同じユーモアミステリーでも既刊は読者を選ぶけど、こちらは広く薦められる感じ。本をたまにしか読まない人にも、ミステリーになじみがない人も楽しめる内容だと思いました。

ミステリーはたまに読む程度という自分は、謎部分は分かりそうで分からない、ちょっとじっくり推理してもみたいけど、お嬢様刑事と成金刑事、それから毒舌執事のやり取りが面白いので先を急いで読んでしまいました。で、自分の推理が正解に少しだけ、ほんとにほんの少~しだけ引っかかっていたりして、ちょっと嬉しかったり。

ミステリーに慣れている人は、自分で答えにたどり着ける可能性高し。5分間ミステリーのようにも楽しめるのではないでしょうか。
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