SSブログ

歴史が苦手ですが [読書]

歴史が苦手です。

世界史も日本史も、基本的なことがほとんど分かっていないという恥ずかしさ。いい年して、この常識のなさは何なんだろうとことあるごとに思い、こんな本に手を出してみたりする。

もういちど読む山川日本史

もういちど読む山川日本史

  • 作者: 五味 文彦
  • 出版社/メーカー: 山川出版社
  • 発売日: 2009/09
  • メディア: 単行本


一ページ目からのハードルの高さに(主に漢字の読み…)、10ページも読めていません。

でも、歴史ミステリーは好きです。

聖徳太子はいなかったとか女だったとか、キリストの墓が東北にあるとか、アポロは月に行っていなかったとか。はっきり言ってトンデモ説だと思う。でも、そうだったら面白いなーって。ちょっと真剣に信じてみたり、人に話したりするのもありで。

で、好きなのが鯨統一郎。新刊の『新・日本の七不思議』(創元推理文庫)を読みました。

新・日本の七不思議 (創元推理文庫)

新・日本の七不思議 (創元推理文庫)

  • 作者: 鯨 統一郎
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2011/04/28
  • メディア: 文庫


ライター・宮田六郎が歴史のトンデモ新説をぶち上げて、正統派の美人歴史学者・早乙女静香と歴史検証バトルを繰り広げた『邪馬台国はどこですか?』『新・世界の七不思議』の続編。

前作・前々作では、「邪馬台国は東北にある!」「信長は自殺だった!」「始皇帝は日本に渡った!」などなど、かなりなトンデモ新説を披露。でも読んでみると意外と説得力があって、つい信じてしまいそうに。宮田vs早乙女のトークバトルも面白く、ぐいぐい読めてしまいます。つい何度も読んでしまうお気に入りの2冊。

今回の新作は、前作よりはトンデモは控え目。より真面目に歴史の謎に取り組んでいる感じで、馬鹿馬鹿しさや、トークバトル、ちりばめられた小ネタを思う存分楽しもうと思っていたので、少し物足りなかった。

でも最後の「真珠湾攻撃の不思議」を読んで、作者の歴史への真摯な思いを感じられたような気がしました。そしてやっぱり自分の歴史知識のなさを反省。『もういちど読む山川日本史』、ちゃんと読もうと思う。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。