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2時間ドラマにはコメディが [読書]

2時間ドラマが好きでよく観ている。

普通に夜やっているのはもちろん、昼間に再放送しているものも録画してチェックしてしまうくらい好きだ。

なかでも土曜ワイド劇場はいい。大作あり、シリアスあり、コメディありとラインナップのバランスがいい。でもやっぱり2時間ドラマにはちょっとコメディ寄りなのが最もよくあうと思っている。

ミステリーはたまにしか読まないのだが、読み終わってみると、これ、2時間ドラマにしたらいいんじゃないか?と思ってしまうような作品を選びがちだ。

『完全犯罪に猫は何匹必要か?』(東川篤哉/光文社文庫)もそうした作品。

完全犯罪に猫は何匹必要か? (光文社文庫)

完全犯罪に猫は何匹必要か? (光文社文庫)

  • 作者: 東川 篤哉
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2008/02/07
  • メディア: 文庫


著者は最近『謎解きはディナーのあとで』で大ブレイク中のかた。

謎解きはディナーのあとで

謎解きはディナーのあとで

  • 作者: 東川 篤哉
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/09/02
  • メディア: 単行本


今相当売れているので、ここはやっぱりチェックしなくてはと思っていたところ、文庫化されている既刊が大量に入荷していた。

それならまずは試しに文庫でということで、タイトル買いしたのがこの『完全犯罪に猫は何匹必要か?』。

内容は題名からイメージしていたものとはかなりかけ離れていたけれど、この軽すぎるといっていいほどのコメディ感に見事にはまって満足の一冊だった。

裏表紙のあらすじでは“本格推理とユーモアの妙味が、新しいミステリーの世界に、読者を招く!”とのことで、謎解きに関しては本格寄り。オチは正直ちょっと苦しいかも…と思えることろがあったものの、ユーモア部分(?)でぐいぐい引っ張られて、ちょっと長いなと感じはしたものの最後まで一気に読んでしまった。

で、読む人によって好き嫌いが真っ二つに分かれそうな作品だと思いますが、2時間ドラマにはぴったりなんじゃないでしょうか。主演:高橋克実あたりで、土曜ワイド劇場でやってくれないかなあ。
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